小田切通安:1940年長野県に生れる。横浜市泉区在住。


50歳代後半になった頃、なぜか絵を描きたいという漠然とした気持ちが湧いてきました。でもどう描いてよいかわからずモヤモヤしている時、本屋で偶然目にした一冊の本、永沢まこと著「絵を描きたいあなたへ」が、そのモヤモヤを吹飛ばしてくれました。

続編「旅でスケッチしませんか」で絵心は更に刺激されます。その他永沢さんの数々の著書、画集などに触れるほどに、氏の作風にすっかり引き込まれてしまいました。もっとも、私の場合と似たようなきっかけで永沢さんのファンになった人は、随分多いようです。ひょっとしてあなたもその一人ですか?

1999年10月、朝日カルチャーセンター(新宿)で、永沢さんの講座「イラストスケッチ教室」がスタートしました。私がこの講座を受講することになったのも偶然の賜物だったのですが、これ以来、永沢さんの直接の指導を受けながら絵を描くことになりました。


なお、私自身のプロフィールについて更に興味をお持ちの方は、永沢まことさんの新刊『絵を描く、ちょっと人生を変えてみる』(講談社2002.4刊)をご覧になって下さい。

この本は、『絵を描きたいあなたへ』、『旅でスケッチしませんか』に続く、実に楽しいスケッチ入門書です。
“・・・あなたの「絵ごころ」が動いたら、ぜひ描き始めてみてください。「絵を描く」ことがどんなに新鮮な体験であるか、そしてどんなに自己を開放するものなのかを味わうことができると思います。そしてさらには、「絵を描く」ことを通して、あなた自身の「人生を変え」ていくキッカケと勇気とを掴んでいっていただけるとしたら、著者としてこれ以上の喜びはありません。・・・”(序文から)